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ヒサシのクッキングクリニック
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01.真鯵の二色ナメロウ
【真鯵の二色ナメロウ】
鯵は何をやっても美味しい魚だ。単に『鯵』と言っても、マアジ、マルアジ(アオタ)、ノドグロアジ、など形はほぼ同じなのだが味が違う。その中で群を抜く旨さは、間違い無くマアジだ。刺身に塩焼きに、干物にと一般家庭に浸透している。鮮度の鯵は刺身が一番だが、沢山釣れた時はやはりいくら美味しいとは言っても飽きがくる。そんな時、漁師料理定番のなめろうを作ってみよう。今回は昔ながらの味噌をきかせた和風なめろうにピリッとゴマの香りがきいた韓国風のなめろうも作る事とした。ご飯の上に、そして酒の肴にと1尾で2度楽しむことが出来る一品だ。
◆COOKING ポイント◆
ナメロウと言うとまな板の上で鰺の身を包丁で細かく叩くが、今回はあまり細かすぎずに身の食感を楽しむ。
@大名おろしで鰺を三枚に下ろす
Aペーパータオルで皮を押さえゆっくりと剥がしていく
B 長葱、しょうが、味噌を用意する。
C 腹骨を剥き、中骨に切り込みを入れ柵にする。
D 鰺の身(半身)を適度に包丁で細かくし、長ネギの微塵切り、味噌、しょうがの摩り下ろしを入れ混ぜ合わせる。
*醤油を少し垂らして混ぜると良い。
E鰺の身(半身)を適度に包丁で細かくし、長ネギの微塵切り、塩、ごま油、生姜の微塵切りを入れ混ぜる。
F竹串と大根の切れ端で鰺を立たせ、大根の妻、緑を敷く。そこにDの和風ナメロウとEの韓国風ナメロウをこんもりと盛る。韓国風には白ゴマとヤンニンジャン(一味唐辛子でも可)を添える。
◎鰺の旨みを感じられるよう食感を生かしたなめろうに仕上がった。和風の生姜の爽やかな なめろうと韓国風の辛味をきかせたごま油風味のなめろう それぞれの異なった味が食卓を沸かせてくれる。
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