花鯛の中華蒸しイメージ

【花鯛の中華蒸し】

ハナダイ 通称チダイ。鰓の淵が赤く血のように染められているのでチダイと言う名前が付けられた。又花のように美しいことから花鯛との銘々の由来もある。この魚、真鯛と比べると身質が多少水っぽさがあり柔らかい。 刺身も最高に旨いのだがどちらかと言うと調理に剥く魚だ。本日は花鯛を使っての香り高い蒸し物を紹介する。簡単かつ美味しく仕上がる調理法、鯛に限らず、カサゴやハタにも代用できる。

◆COOKING ポイント◆

身離良く食べやすくさせる為に、縦に飾り包丁を入れる。ホロリとジューシーな身が楽しめる。
料理1
@ 鱗を取り、鰓・内臓を処理する。
料理2
A 包丁で鯛を縦に中骨までしっかりと切れ目を入れる。
B 腹にぶつ切りにした長葱、千切りのしょうが、を詰め込み切れ目を入れた身の間にも千切りのしょうがを詰める。その上から塩胡椒をして、葱を添える。
料理4
C クッキングシートを用意し両端を丸めて器を作り鯛を入れ、その上から紹興酒を振り掛け蒸し器で15分蒸す。
D 蒸しあがったらそこに白髪葱を乗せ、そこに煙が出るまで熱したごま油をバリバリッと掛ける。最後に糸唐辛子を添えて出来上がり。
  

◎ごま油と紹興酒の香り高い風味とジューシーな鯛の身が何とも言えない一品。骨までしゃぶりつくす美味さです、是非お試しください。この中華蒸し、鯛に限らず白身であれば十分楽しめます。